男子日本代表:「2016 Atlas Challenge」 予選ラウンド第2戦 ニュージーランドに68-73で惜敗

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 「アカツキファイブ」平成28年度バスケットボール男子日本代表チームは、6月14日(火)より中国・蘇州で開催されている「2016 Atlas Challenge」に参加しています。

 初戦の中国戦を逆転勝利で白星発進させた男子日本代表チームは、2戦目でニュージーランドと対戦。ニュージーランドは2014年のワールドカップでは予選ラウンドを突破し、ベスト16に入った強豪チーム。世界の舞台で結果を残しているチームに積極的に立ち向かうことがテーマとなりました。

相手の厳しいマークに対し、3連続3Pシュートで流れを呼び込んだ#16松井 啓十郎選手
相手の厳しいマークに対し、3連続3Pシュートで流れを呼び込んだ#16松井 啓十郎選手

 出だしは篠山 竜青選手をスタメンに起用してアップテンポな展開を目指した日本でしたが、チーム全体でイージーミスを連発してしまい、その隙にニュージーランドに得点を重ねられてしまいます。しかし、交代で入った#24 田中 大貴選手がドライブインで相手を引きつけてからパスをさばいでいい流れを作り、松井 啓十郎選手の3連続3Pシュートで猛追。アウトサイドからは渡邊 雄太選手、比江島 慎選手も立て続けにシュートを決めて、35-36と前半を互角の展開に持ち込んで折り返します。

 後半も終始接戦。ニュージーランドが力強いリバウンドから速いパス回しでチャンスを作るのに対し、男子日本代表はマンツーマン、ゾーン、オールコートプレスなど様々なディフェンスを使って相手の脚を止め、スクリーンプレイから3Pシュートを決めて一歩も譲りません。第3ピリオド終了時点で50-51と、1点ビハインドながらお互い一歩も譲らない白熱した好ゲームとなります。

 勝負所となったのは第4ピリオドの中盤。ニュージーランドはアウトサイドからのシュートを確実に決め、残り6分47秒で55-60と5点差。そこからの男子日本代表はタイムアウトとオールコートのプレスディフェンスで流れを変え、竹内 譲次選手の連続得点で何度も接戦に持ち込みます。しかしニュージーランドが力強いプレイで突き放して、68-73でタイムアップ。あと一歩のところで追いつくことができず、大会初の黒星となりました。

 次戦、6月16日(木) 22時(現地時間 21時)よりベラルーシ代表と対戦します。

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 2016 Atlas Challenge 予選ラウンド第2戦 試合結果

◇2016年6月15日(水) 19:00~

男子日本代表(1勝1敗) ● 68-73 ○ ニュージーランド(2勝)
(17-22, 18-14, 15-15, 18-22)

【主な得点者】
#15 竹内 譲次 選手 16点
#16 松井 啓十郎 選手 15点
#24 田中 大貴 選手 11点

 
 試合後の長谷川ヘッドコーチ、選手のコメントをご紹介します。

■長谷川 健志 ヘッドコーチ
 負けはしましたが、ニュージーランドのようなフィジカルの強いチームと接戦ができたことで、日本の戦い方というのが見えてきました。前半はターンオーバーが出ましたが、後半に修正ができたことで、みんなのいいところが出せたと思います。あとはもう少し相手の高さやフィジカルに慣れて、イージーシュートを決めきれるようにしたいです。
 今日のゲームの収穫は、田臥(勇太)を休ませた中で、比江島(慎)や田中(大貴)にポイントガードとしての経験を積ませたこと。最初からアップテンポな展開にしたくて篠山(竜青)をスタメンにしましたが、彼は初戦に出ていなかったので、そこはゲーム慣れをさせていくべきで申し訳なかったと思っています。
 残り3試合。まだプレイタイムが少ない選手がいるので出していきたいが、そこで選手に言っているのは「平等な時間は出せない」ということ。3分でも、5分でも仕事ができる選手は必要だし、そこはチームのために仕事をしてほしいと言っていますし、選手も理解しています。そういう役割をする選手がいることでチームはまわります。組織の中で個人のストロングポイントを出していけるチームにしていきたいと思います。

■#16 松井 啓十郎 選手
 ニュージーランドは0番と9番のドライブが強いのと、ビッグマンが跳び込んでリバウンドを取るのでそこを警戒して戦いました。負けましたが、粘り強く全員で向かっていけたと思います。
 去年もそうですけど、自分の役割はベンチから出ていって流れを変えるとか、いいシュートを決めてチームに良い勢いをつけること。今日は前半の入りがよくなかったので、あとから出ていって積極的に自分の仕事をしようとやった結果、前半に3本連続で3Pシュートが入りました。
 今はチーム内でシューターの競争は激しいですけれど、自分は自分の仕事をするだけ。3Pシュートは日本の持ち味になると思いますし、3Pシュートを打つことでインサイドでのオフェンスもしやすくなります。これからもチーム全員でコミュニケーションをしながら動きを工夫して打っていきたいです。

ポイントガードにもチャレンジする#24田中 大貴選手は11得点を挙げる活躍
ポイントガードにもチャレンジする#24田中 大貴選手は11得点を挙げる活躍

■#24 田中 大貴 選手
 このチームになった時から長谷川ヘッドコーチに「ポイントガードをやるぞ」と言われてチャレンジしています。形の上では自分がポイントガードをやっていますが、比江島もやっていますし、もちろん田臥さんもいますし、そこはきっちりと「1番、2番」というのではなく、ガードの誰が出てもボールを運んで、チームに指示することができるようにやっています。現状だと、このチームにはシューターがたくさんいるので、自分の持ち味を出すには勉強になるポジションだと思い、いい機会を与えられたと思っています。
 ニュージーランド戦では、自分がドリブルで切っていってシューターにパスをさばくことはできました。それは他のガードよりもサイズがあるのでできることだと思うし、サイズがあるのでリバウンドも取りにいけるので、自分のプラスの面が出せるように心がけていきたいです。

 
■2016 Atlas Challenge(※招聘大会)
日 程:2016(H28)年6月14日(火)~19日(日)
開催地:中国・蘇州
会 場:Suzhou Sports Center、Dushu Lake Arena

出場チーム:
【グループA】日本、中国、ベラルーシ、ニュージーランド
【グループB】アメリカ、リトアニア、イラン、マケドニア

日本戦スケジュール(※現地時間):
6月14日(火) 19:00~ 予選 中国 vs 日本 (会場:Suzhou)
6月15日(水) 19:00~ 予選 日本 vs ニュージーランド (会場:Suzhou)
6月16日(木) 21:00~ 予選 ベラルーシ vs 日本 (会場:Suzhou)
6月17日(金) 休息日
6月18日(土) 準決勝/5-8位順位決定戦 (会場:未定)
6月19日(日) 決勝/順位決定戦 (会場:未定)

 
【関連リンク】
FIBA男子オリンピック世界最終予選 大会特設サイト(日本語版)
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