男子日本代表:「2016 Atlas Challenge」 予選ラウンド第3戦 延長の末、ベラルーシに78-85で敗れ、5-8位順位決定戦へ

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 「アカツキファイブ」平成28年度バスケットボール男子日本代表チームは、6月14日(火)より中国・蘇州で開催されている「2016 Atlas Challenge」に参加しています。

 中国に逆転勝利し、ニュージーランドに接戦で敗れた日本は決勝トーナメント進出を目指して、ベラルーシと対戦。ベラルーシは最長身210㎝のセンターを擁し、体が強いチーム。「FIBAオリンピック世界最終予選」でラトビアやチェコと対戦することを睨み、高さがあるセンターに対し、リバウンドを課題にして挑みました。

 しかし、出だしから相手にリバウンドを取られてしまい、3-12となったところでタイムアウトを取る苦しいスタート。そこからの男子日本代表はオールコートのディフェンスでプレッシャーをかけ、ゾーンに切り替えるチェンジングディフェンスで流れをつかみ、この大会初出場となる金丸 晃輔選手と辻 直人選手の外角シュートで追い上げ、前半を30-34で折り返します。また、前半からポイントガードのポジションにおいて、田臥 勇太選手、篠山 竜青選手、田中 大貴選手、比江島 慎選手と次々に選手を送りだし、様々なケースを試すことを同時に行なっていきます。

 後半のポイントとなったのは、やはりリバウンドとディフェンス。ベラルーシが210㎝のセンターをポストに置き、アウトサイドからの連携プレイを決めるのに対し、男子日本代表はリバウンドとシュート確率の悪さを修正できず、ディフェンスの脚も止まってしまい、第3ピリオド中盤には37-51と最大14点のビハインド。しかしそこから男子日本代表はタイムアウトで修正を図りながら反撃を開始し、辻 直人選手の連続3Pシュート、比江島 慎選手のスティールから竹内 譲次選手の速攻が決まり、第3ピリオド終了時には48-54まで追い上げを見せます。

延長に持ちこむ同点打を決めた竹内 譲次選手
延長に持ちこむ同点打を決めた竹内 譲次選手

 第4ピリオドに入ると、疲労が見えてきたベラルーシに対し、積極的に攻める男子日本代表。しかし、シュートがなかなか決まらず、逆にファウルが重なって相手にフリースローを与えてしまい、残り1分を切って得点差は62-69と7点差。ここで男子日本代表はあきらめずに攻め、相手のファウルから得たフリースローを竹内 譲次選手が決めて点差を詰め、残り10秒には渡邊 雄太選手がバスケットカウントを決めて69-71。最後の攻めは竹内 譲次選手がリバウンドを取ってそのままドライブインを決めて71-71の同点。この大会初となる延長戦に持ちこみます。

 延長では相手の高さに苦戦してゴール下に切れ込まれて得点され、78-85でタイムアップ。7点差で及ばず、予選ラウンド2敗目を喫しました。この結果、グループAは日本、中国、ベラルーシが1勝2敗で並び、ゴールアベレージで男子日本代表はグループ4位となり、5-8位決定戦にまわることとなりました。

 次戦、6月18日(土)22時(現地時間 21時)より、アメリカ(アイダホ大学)と対戦します。

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 2016 Atlas Challenge 予選ラウンド第3戦 試合結果

◇2016年6月16日(木) 21:00~

男子日本代表(1勝2敗) ● 78-85 ○ ベラルーシ(1勝2敗)
(13-16, 17-18, 18-20, 23-17, 7-14)

【主な得点者】
#15 竹内 譲次 選手 22点
#3  辻 直人 選手 14点
#6  比江島 慎 選手 12点

 
 試合後の長谷川ヘッドコーチ、選手のコメントをご紹介します。

■長谷川 健志 ヘッドコーチ
 チームとしてハードワークができていない試合でした。ノーマークは作れましたがシュートが入らず、オフェンスがうまくいかないことでディフェンスが疎かになってしまい、それがリバウンドやルーズボールに影響し、相手にボールを支配されてしまいました。
 ゲームの出だしからハードワークができなかったのは、選手選考を兼ねていることで試合によってメンバーを変えていることもありますし、スタートを毎試合変えていることも影響しているかもしれません。そのため試合の入り方が悪く、辻(直人)と金丸(晃輔)に至っては、NBLプレーオフ・ファイナルのあと、今日が最初の試合だったので難しかったと思います。それでも、一人一人がやるべきことを「できたらやろう」ではなく「必ずやらなきゃいけない」と、再認識した試合でした。
 しかし、こういう試合になってしまったからこそ、「悪い状態でも追い上げて勝ち切るシュミレーションのゲームをしよう」と戦い、延長に持ち込むことはできました。ディフェンスでハードワークができれば自分たちの流れが来ることも、選手たちはわかったと思います。残りの試合はチーム全体で目的意識を明確に出し、誰が出ても選手たちの意志が見える試合にしていかなければなりません。

今大会初出場となった辻 直人選手は積極的な攻撃で12得点を挙げる活躍
今大会初出場となった辻 直人選手は積極的な攻撃で12得点を挙げる活躍

■#15 竹内 譲次 選手
 すごく悔しい試合でした。ベラルーシ戦に勝たないと上のトーナメントにいけないとわかっていたのですが、今日の試合も出だしが悪く、苦しい試合になってしまいました。ミスが多かったり、ゾーンにした時にリバウンドが取れなかったり、チームとして戦うところが足りなかったです。(第4ピリオド最後の)同点のシュートは、自分がリバウンドを取ったあと、ビッグマンがプレッシャーをかけてきたのですが、そこをドリブルで抜いたら前が空いていたので、自分でゴールまで行きました。
 あと2試合。上のトーナメントで強い相手と対戦したかったですが、気持ちを切り替えて自分たちのやるべきことをやって、チーム力を上げていく試合にします。リバウンドの意識を全員が持って戦い、自分がもっとヘッドコーチのプランを遂行できるように、チームをリードしていきたいと思います。

■#3 辻 直人 選手
 NBLファイナルで怪我をしてしまったのでこれまで練習ができず、ファイナルが終わってからバスケットをちゃんと行なったのは今日が初めてでした。最初は不安しかありませんでしたが、自分ではディフェンスからゲームに入ることができたので、そのリズムでシュートを打つことはできました。ただ延長になってからは、久々のゲームで体力がなかったからなのか、シュートを決め切ることができませんでした。大事なところでシュートを決め切れないと勝てないことを実感し、まずは体力を戻さなければなりません。
 この大会は出だしが悪いです。やはり国際大会というのは出だしが悪いと追いつくことが大変になります。ベラルーシは後半疲れてきてシュートが入らなかったので、相手を疲れさせるようなディフェンスを出だしからしなければなりませんでした。国際大会はノーマークになるチャンスは一瞬しかありませんが、そこで決め切れるように攻めたいし、自分でもチャンスを作れるような動きを心がけて、あと2試合臨みたいと思います。

 
■2016 Atlas Challenge(※招聘大会)
日 程:2016(H28)年6月14日(火)~19日(日)
開催地:中国・蘇州
会 場:Suzhou Sports Center、Dushuhu Sports Center

出場チーム:
【グループA】日本、中国、ベラルーシ、ニュージーランド
【グループB】アメリカ、リトアニア、イラン、マケドニア

日本戦スケジュール(※現地時間):
6月14日(火) 19:00~ 予選 中国 vs 日本 (会場:Suzhou)
6月15日(水) 19:00~ 予選 日本 vs ニュージーランド (会場:Suzhou)
6月16日(木) 21:00~ 予選 ベラルーシ vs 日本 (会場:Suzhou)
6月17日(金) 休息日
6月18日(土) 21:00~ 5-8位順位決定戦 アメリカ vs (会場:Dushuhu)
6月19日(日) 決勝/順位決定戦 (会場:未定)

 
【関連リンク】
FIBA男子オリンピック世界最終予選 大会特設サイト(日本語版)
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