男子日本代表:「2016 Atlas Challenge」 7位決定戦 ベラルーシにリベンジならず。竹内譲次選手がリバウンド王を獲得

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 「アカツキファイブ」平成28年度バスケットボール男子日本代表チームは、6月14日(火)より中国・蘇州で開催されている「2016 Atlas Challenge」に参加しています。

 7位決定戦の相手は、予選ラウンドで延長の末に敗れたベラルーシ代表との再戦。ゲームの入り方が悪く、追いつくのに苦戦した予選ラウンドでの反省をもとに、引き締まったディフェンスから試合に入った男子日本代表は、7-3と好スタート。比江島 慎選手のパスから竹内 公輔選手のインサイドの合わせ、小野 龍猛選手の積極的な攻めで先行し、ディフェンスでも24秒オーバータイムを奪うなど、主導権を握って第1ピリオドを22-15とリード。第2ピリオドに入ると、比江島 慎選手の1対1を主体に一時は30-23とリードを奪いますが、ここからベラルーシ代表はインサイドと3Pシュートを織り交ぜながら攻撃し、34-33と1点差まで迫られて前半を折り返します。

#15竹内 譲次選手は二桁得点を挙げる活躍だけでなく、今大会でリバウンド王を獲得
#15竹内 譲次選手は二桁得点を挙げる活躍だけでなく、今大会でリバウンド王を獲得

 後半開始早々、ベラルーシ代表が3Pシュートを2本連続で決めると、さらにミスをつけ込まれ、そこから速攻につなげられて一気に11点差をつけられてしまいます。ここから男子日本代表はディフェンスで踏ん張って相手の得点を抑え、攻めては比江島 慎選手のスティールや1対1、竹内 譲次選手のドライブインなどで攻め込み、43-49に追い込んだところでベラルーシ代表はタイムアウトを請求。

 そこから男子日本代表が追い上げると、ベラルーシ代表がバスケットカウントを決めるなど、なかなか追いつけず。残り3分にはこの日18得点を挙げた比江島 慎選手と、12得点、5リバウンドと奮闘した竹内 譲次選手の得点で58-61と3点差まで迫り、あと一歩のところまで追い込みます。しかし残り1分半を切ってからは、ベラルーシ代表にインサイドを支配されてゲームセット。第3ピリオドまで互角だったリバウンド(日本:23本、ベラルーシ:25本)が最終的には男子日本代表:28本、ベラルーシ代表:37本と引き離され、また3Pシュートも15本中2本の成功と低迷したのが敗因となりました。

 最終戦を白星で飾ることができなかった男子日本代表は、今大会を8位で終えました。なお、竹内 譲次選手が今大会のリバウンド王を獲得しました。

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 2016 Atlas Challenge 7位決定戦 試合結果

◇2016年6月19日(日) 14:00~

男子日本代表(1勝4敗) ● 60-69 ○ ベラルーシ
(22-15, 12-18, 16-24, 10-12)

【主な得点者】
#6  比江島 慎 選手 18点
#15 竹内 譲次 選手 12点

 
 試合後の長谷川ヘッドコーチ、選手のコメントをご紹介します。

■長谷川 健志 ヘッドコーチ
 今日は予選ラウンドで負けた(OT 78-85)ベラルーシが相手ということで、絶対に負けたくなかったですし、勝って終わろうということで、課題を修正して臨みました。また、選手選考兼ねた最終戦として選手たちは意欲を出してくれました。
 予選ラウンドに比べると試合の入り方が良くなったし、ディフェンスも相手を69点には抑えているので良くはなっているのですが、得点が取れませんでした。日本としてはアウトサイドシュートを生かしたいのですが、相手も日本はアウトサイドシュートのチームだとわかっているので、ここを守られてしまうと足が止まってしまって、次のプレイが出せなくなってしまいました。そして最後にはリバウンドを取られてしまい、逆転されてしまう。この負けパターンを脱することができませんでした。
 大会までは時間がありません。技術力を上げていく時間はないので、チームオフェンスの中でポイントを絞ってもっとシンプルな攻めを作ること、スクリーンの精度を上げることとスイッチへの対応、あとはやっぱりリバウンドへの意識をもっと強く持つこととインサイドの守り方。これらを徹底させて残りの練習に励みたいと思います。

■#0 田臥 勇太 選手
 この大会では負け試合が続きましたが、それぞれが自分の力を発揮しようとしていて、チームとして戦おう、まとまろうとする姿勢はありました。課題が見つかりましたし、チームになっていく過程として得るものが多かったです。
 世界最終予選まで時間が短いことは最初からわかっていたことなので、この大会を無駄にしないように、この大会でできたプレイや課題となったプレイの一つ一つを無駄にしないように、そういう意識を全員が持って、あとは試合と練習を重ねていくだけだと思います。世界最終予選は日本が世界にチャレンジできる機会。今まで以上の力を出さないと厳しいことは全員が痛感しているので、頑張るだけです。

チームハイの18得点挙げた#6比江島 慎選手は、本番へ向けてさらにコンディションを上げていく
チームハイの18得点挙げた#6比江島 慎選手は、本番へ向けてさらにコンディションを上げていく

■#6 比江島 慎 選手
 チームとしては決して内容は悪くはなかったけれど、いつもの負けパターンで終盤はリバウンドをねじ込まれてしまって負けました。日本が勝つには常にリードしておかないと厳しいし、もっと自分を含めたシューター陣が得点チャンスを生かさないと厳しいです。
 自分は今までの試合ではそんなに攻めなかったし、ドライブをする意識がなかったので、今日はドライブすることを最初から心がけてやりました。毎年のことなんですが、自分は日本代表が始まる頃はいつも力が出せなくて、アジア選手権のある9月頃を照準に合わせてピークを作ってきました。今年のように大会までの期間が短いと、どうやって合わせていけばいいのか本当に難しいことを痛感しています。
 しかし、そうも言っていられません。ディフェンスとリバウンドの意識がまだまだ足りないので全員で高めていかなければならないし、個人的にはオフェンスでもっと得点が取れるように課題に挑んでいきたいと思います。

 
■2016 Atlas Challenge(※招聘大会)
日 程:2016(H28)年6月14日(火)~19日(日)
開催地:中国・蘇州
会 場:Suzhou Sports Center、Dushuhu Sports Center

出場チーム:
【グループA】日本、中国、ベラルーシ、ニュージーランド
【グループB】アメリカ、リトアニア、イラン、マケドニア

 
【関連リンク】
FIBA男子オリンピック世界最終予選 大会特設サイト(日本語版)
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