男子日本代表:FIBA男子オリンピック世界最終予選 予選ラウンド第1戦 ラトビアに48-88で完敗し、黒星スタート

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 7月4日(月)より、リオデジャネイロオリンピックの出場権をかけた「FIBA男子オリンピック世界最終予選」がセルビア・ベオグラードで開幕。
 「アカツキファイブ」平成28年度バスケットボール男子日本代表チームは、予選ラウンドの第1戦をFIBAランキング35位のラトビアと対戦。立ち上がり5分は日本の攻め気を出せた試合でしたが、徐々にディフェンスを攻略され、さらに高さとパワーに押されて対抗できず、大差がついた試合となりました。

アウトサイドを徹底的に守られた中で、#3辻 直人選手は2本の3Pシュートを沈めた
アウトサイドを徹底的に守られた中で、#3辻 直人選手は2本の3Pシュートを沈めた

 日本は#0田臥 勇太選手、#6比江島 慎選手、#10竹内 公輔選手、#12渡邊 雄太選手、#15竹内 譲次選手の布陣でゲームスタート。立ち上がりは#6比江島選手のジャンプシュート、#12渡邊選手のドライブインで対抗し、好スタートを切った日本。しかしゾーンディフェンスを攻略され、またメンバーチェンジを機にやるべきことの徹底ができなくなった日本は、3Pシュートやドライブインをテンポ良く決められてしまうばかりか、簡単にインサイドへボールが通ってしまい、スペースを広く取って展開する相手のオフェンスに翻弄されてしまいます。

 第1ピリオドを11-26とした日本は、第2ピリオドに入るとさらにオフェンスで手詰まりになってしまい、いい形でシュートを打つことができません。前半終了間際、#0田臥選手の体を張ったルーズボールから、この試合で最初となる#3辻 直人選手の3Pシュートにつながった場面は日本らしさが見えて点差を詰めますが、前半を23-46とダブルスコアの差をつけられて折り返します。

 後半に入るとダンクシュートを試みた#12渡邊選手、1対1を仕掛ける#6比江島選手の奮闘で差を詰めるシーンもありましたが、点差を縮めるには至らず、38-64とラトビアリードのまま第3ピリオド終了。
 第4ピリオドは#11橋本 竜馬選手、#3辻選手、#25古川 孝敏選手、#34小野 龍猛選手、#8太田 敦也選手らベンチスタートからの選手をスタートとし、多くの選手が相手の高さとパワーに慣れようとコートに立ち向かいます。選手たちはベンチからも声を出し続け、一人一人が気持ちを切らさずに次の試合へとつなげていこうとする姿勢は見えますが、最後までいい形でオフェンスを作ることができず、48-88でゲームセットとなりました。

何度もチームメイトに声をかけ、プレイでも引っ張った#0田臥 勇太選手
何度もチームメイトに声をかけ、プレイでも引っ張った#0田臥 勇太選手

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 FIBA男子オリンピック世界最終予選 予選ラウンド第1戦 試合結果

◇2016年7月4日(月) 18:00~

男子日本代表(1敗) ● 48-88 ○ ラトビア(1勝)
(11-26, 12-20, 15-18, 10-24)
BOXスコア⇒ http://oqt2016-men.japanbasketball.jp/pbp_team?schedulekey=1937&period=18&site=2

【主な得点者】
#10 竹内 公輔 選手 12点
#3  辻 直人 選手 11点(3Pシュート2本)
#6  比江島 慎 選手 9点

 
 試合後の長谷川ヘッドコーチ、選手のコメントをご紹介します。

■長谷川 健志ヘッドコーチ
 今日の試合は我々のいいところであるアウトサイドを上手く攻められませんでした。また、大事なところで、ターンオーバーから簡単なイージーショットを決められ、もったいないプレイが多くありました。これは絶対にやられてはいけない部分でした。
 基本的にインサイドを守らないといけないので、ディフェンスではどこか捨てなければならず、アウトサイドから決められてしまうことはある程度やむをえないところがあります。しかし今日のゲームは我々の点数がとにかく取れませんでした。相手のフィジカルの部分で押し出されてしまい、スクリーンのプレイも一つ一つ全部つぶされてしまいました。フィジカルの強い相手にそのままやっていたら勝てません。
 そういった部分を克服しつつも、もっとスピードやクイックネスを生かした日本らしいバスケを作っていかないと、今までのままではいけないというのが正直な気持ちです。日本は長い間、フィジカルも高さもある相手と世界での対戦ができていなかったことが差になっていると感じます。

■#0 田臥 勇太選手
 これが世界のレベルだと思います。高さとパワーの部分でやられることはもともとわっていたことなので、そこをどう補うか、どう戦うかをについて、もっとしっかりと対策を練らないといけないと感じさせられました。
 ゲームプランとしては中を絞るディフェンスがポイントでした。3Pシュートを打たれているといっても全部が入っているわけではないので、打たせて落とすようなオフェンスをさせて、全員でリバウンドを取りにいかないと、自分たちのオフェンスにつながっていきません。
 とにかく、一つでもチャンスを逃さないようにしていかないと、今日のように点数が離れてしまうので、集中力を切らさずにやり続けるしかありません。今日、得点取れたところを自分たちのストロングポイントとして、それをどこで出すか、どこをどう抑えるべきなのか、その部分をチームで徹底して共通理解を持って臨みたいです。

■#6 比江島 慎 選手
 力を出し切れなかったですし、出させてもらえなかった試合でした。ここまで大差をつけられてやられてしまったことは、考え直さなければいけないと思わされました。試合が終わった後では遅いですが、もっと中にドライブしてアシストするなど、単発なプレイで終わるのではなく、相手のディフェンスを崩すことをやればよかったと思っています。日本は大会を重ねてよくなるチームだと思うのですが、一つ目の大会の入り方がどうしても難しいというのはやってきて感じているので、そこは課題です。
 次戦のチェコ戦に向けては、スマートに冷静にやれれば、もっともっと自分は出来ると思っていますし、日本のシュートが入っていけば勢いに乗っていくと思いますので、選手それぞれが自分のやることをやって、絶対に勝ちたいです。

 次戦は1日休息日を挟んで、明日7月6日(水) 日本時間28時(現地時間 21:00)よりチェコと対戦します。

10年ぶりの世界大会の舞台に、初戦は悔しい戦いとなった「アカツキファイブ」男子日本代表チーム
10年ぶりの世界大会の舞台に、初戦は悔しい戦いとなった「アカツキファイブ」男子日本代表チーム

 
■大会概要
大会名称:FIBA男子オリンピック世界最終予選
     (2016 FIBA Olympic Qualifying Tournaments for Men)
開催期日:2016(H28)年7月4日(月)〜10日(日)
開催国 :セルビア、フィリピン、イタリア
参加国 :18か国

組み合わせ:
セルビア・ベオグラード会場】
グループA:セルビア、アンゴラ、プエルトリコ
グループB:日本、チェコ、ラトビア

【フィリピン・マニラ会場】
グループA:トルコ、セネガル、カナダ
グループB:フランス、ニュージーランド、フィリピン

【イタリア・トリノ会場】
グループA:ギリシャ、メキシコ、イラン
グループB:チュニジア、クロアチア、イタリア

■大会特設サイト(日本語:セルビア会場)
http://oqt2016-men.japanbasketball.jp/