男子U-18日本代表:第5次強化合宿 大学生に胸を借りて最終調整を行い、自信を持ってイランへ出発

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 7月22日(金)よりイラン・テヘランで開幕される「第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」へ向け、7月16日(土)~19日(火)までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて国内最終合宿(第5次)を実施。筑波大学と大東文化大学に胸を借りながら最終調整を行い、7月19日(火)の深夜に決戦の地・イランへ旅立ちました。

 春休みにドイツで行われた「第28回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」で初勝利を挙げ、前回の第4次強化合宿ではU-17チェコ代表に3連勝を飾り、自信をつけてきた男子U-18日本代表チーム。
 しかし、今合宿での大学生たちには苦戦を強いられました。トーステン・ロイブル ヘッドコーチは、「どちらの試合もディフェンスはアグレッシブにできましたが、シューター陣が当たりませんでした。また、大東文化大学はオンボールディフェンスが強く、アグレッシブにドライブをしてきてくれたおかげで、韓国を想定した非常によい準備ができました。大会でも簡単には勝てる試合は一つもないことをあらためて知らされたことで、自信を持って臨む準備ができました」と前向きに捉えています。

 組み合わせはすでに決まっており、初戦の相手はロイブル ヘッドコーチが優勝候補に挙げた韓国。今大会よりフォーマットが変わり、2つの予選グループに分けられた各6チームが総当たりでリーグ戦が行い、上位4チームが決勝トーナメントへ進出できます。韓国戦後、インドネシア、イラン、レバノン、カザフスタンの順で予選ラウンドが進みます。「1試合でも多く勝利を求めなければならず、全試合が真剣勝負になる新フォーマットの方が明確です」と歓迎していたロイブル ヘッドコーチ。
「優勝するようなチームはトーナメントを通じて強くなるものです。準々決勝に良いポジションで勝ち上がるためにも予選ラウンドが重要です。初戦で韓国に当たるのは厳しい部分もありますが、チームとして成長するための第1試合目だと思えばポジティブに考えることができます」

「優勝を十分に狙える位置にいる」と自信を見せる三上 侑希キャプテン(中央大学 1年)
「優勝を十分に狙える位置にいる」と自信を見せる三上 侑希キャプテン(中央大学 1年)

 期待されるシューター陣の一人であり、キャプテンを務める三上 侑希選手(中央大学 1年)。ドイツ遠征から選手を入れ替えながら競争し、最終メンバーを勝ち取りました。「合宿を積み重ねながらメンバーが変わり、だいぶ戦力も増して良い調整ができました。途中から(杉本)天昇が加わったことによりシューターが一人増え、その競争の中で西田(優大)とともに3人で高め合ってきました。本番でもこの3人が活躍できるよう頑張ります」と言う三上選手。名前が挙がった杉本 天昇選手(土浦日本大学高校 3年)は、「シューターとして、シュートの確率を上げることと、ドライブして相手のファウルを誘い込むことを意識してプレイしたいです」と意気込みを語っています。

 各国に比べれば小さいですが、日本にとってはビッグマンを揃えたインサイド陣も頼もしい存在です。シェーファー アヴィ幸樹選手(203cm)、三森 啓右選手(198cm)、西野 曜選手(196cm)は体を張ってリバウンドに絡み、オフェンスではシュートレンジ広く狙っていきます。
 三森 啓右選手(札幌日本大学高校 3年)は、「ドイツ遠征やチェコ戦で当たりに慣れたことで、相手にシールされなくなってきました。ハイポストでバンプする(体を当てる)ことで、簡単に中に入られないように守ることができています」と手応えを感じており、期待がかかります。

 チーム目標はアジア制覇。最低でも2位または3位になって、来年に開催される「2017 FIBA U-19男子バスケットボール世界選手権大会」への出場権を勝ち取りにいきます。
「優勝を狙えないわけではないですし、十分に狙える位置にいると思っています。優勝を目指すのはもちろん、必ず3位以内に入ってFIBA U-19世界選手権の切符を絶対につかめるように勝ってきます」と力強く語る三上キャプテン。
 FIBA男子オリンピック世界最終予選に出場した先輩たちに続けるよう、アジア予選の突破を目指します。

インサイドを守る大黒柱の三森 啓右選手(札幌日本大学高校 3年)
インサイドを守る大黒柱の三森 啓右選手(札幌日本大学高校 3年)

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