男子日本代表:第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 第2戦 インドに89-70で快勝し初勝利

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 「第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」は2日目。昨年のFIBA ASIA選手権と変わらぬ主力メンバーで臨むインド代表と対戦。体を寄せる激しいディフェンスからリズムをつかんだ日本が点差を離していき、89-70で快勝。今大会初勝利を挙げました。

 昨日のチャイニーズ・タイペイ代表Aチーム戦での反省点を踏まえ、「ディフェンスをとにかくハードに、平面での運動量を増やしていこう」と長谷川 健志ヘッドコーチは選手たちに伝え、この試合に入りました。その指示通り、選手たちは身長差で上回るインドの選手たちに体を寄せて、プレッシャーをかけていきます。「スペースをしっかり広げてスピードで対抗すれば、アウトサイドのスクリーンもうまくいくと思っていました」と言う長谷川ヘッドコーチの読み通りの展開になり、あとはシュートが決まるかどうかの問題でした。
 #7篠山 竜青選手の先制点を皮切りに、#22藤井 祐眞選手は第1ピリオドから3本の3Pシュートを沈め、リードを奪います。第2ピリオド開始早々、#41岸本 隆一選手が2連続、さらに代わったばかりの#27熊谷 尚也選手が続き、3連続3Pシュートを決めて引き離す日本。オフェンスで勢いに乗れば自然とディフェンスも良くなり、リバウンドやスティールから速攻を出したことで、45-28と大きくリードして前半を終えます。

チームハイとなる17点を挙げた熊谷 尚也選手
チームハイとなる17点を挙げた#27熊谷 尚也選手

 第3ピリオド途中、交代で入った#88張本 天傑選手が2連続3Pシュートを決め、そこから74-49とし、25点リードして最終ピリオドへ。昨日の試合の反省点を生かし、試合の入りから第3ピリオドまでは見違えるような試合を見せた日本。しかし第4ピリオド。「ディフェンスのところで相手に負けてしまったのは次の試合に向けての反省点です。40分間、誰が出ても同じディフェンスができるようにしていかなければなりません」と言う#27熊谷選手。点差が離れたことで集中力を欠くプレイが見られ、連続失点を許してしまい15点差まで詰め寄られます。長谷川ヘッドコーチから「すべてのピリオドで得点を上回ろう」と臨んだ試合でしたが、最後の第4ピリオドだけは15−21で負けてしまいました。

 しかし、どんな形であれ、勝つことが大事でもある国際試合。89-70で逃げ切った日本がインド代表を破り、1勝目を挙げました。3Pシュート4本、14得点を挙げてチームを勝利に導いた#22藤井選手は、「出だしのシュートが入ったことで、自分だけでなくチームが勢いに乗って良い形の入り方ができました。終盤まで前から激しくディフェンスに行っていたことで、流れが良い方向に向いていたので、これからも継続していきたいです」と話しており、良いところを出すことができた試合でした。

 次戦は、明日7月25日(月)13:00(日本時間14:00)よりエジプト代表と対戦します。FIBAランキングは日本の48位より上位にいる41位。2mオーバーの選手を5人擁し、パスを回して3Pシュートを決めてくるチーム。#27熊谷選手は、「サイズが大きい相手なのでディフェンスもそうですが、リバウンドが一番の鍵になります。5人全員でしっかりリバウンドを取りに行く意識を持って戦っていきたいです」と気を引き締め、明日の試合に備えます。2年前のジョーンズカップでの対戦時は55-69で敗れています。アフリカ5位のエジプトを相手にどこまで体を張ってプレイできるかが重要であり、今日のインド戦でできた良い部分は継続し、課題となった点はしっかり修正して臨みます。

3Pシュートで勢いづけた#22藤井 祐眞選手
3Pシュートで勢いづけた#22藤井 祐眞選手

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