男子日本代表:2016 FIBA ASIAチャレンジ 3日目 予選1次ラウンド第2戦  タイに96-67で勝利し、グループD2位で予選2次ラウンドへ

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 「2016 FIBA ASIAチャレンジ」は3日目。予選1次ラウンドのグループDは、昨日すでに韓国が2連勝し、1位通過を決めています。「アカツキファイブ」男子日本代表チームはタイと対戦。
 休息日明けのせいか精彩を欠く前半でしたが、後半に立て直すとリードを広げていきます。最後は全員が得点を挙げ、96-67でタイを下し、今大会初勝利を挙げました。この結果により日本はグループD2位となり、9月12日(月)から始まる予選2次ラウンドの初戦はグループC2位のイラクと対戦します。

 試合前、長谷川 健志ヘッドコーチより、「タイはアタックする力とリバウンドが強い」ことを選手たちに伝えました。しかし、警戒していたこの2点を「見事に出だしでやられてしまいました」と悔やみます。ディフェンスに関しては、「最初からボールを取りに行こうというディフェンスしてしまっています。アグレッシブなのは良いですが、そう簡単にボールは取れません。ボールマンも簡単に手を出してしまって抜かれ、オフボールのポジショニングもバラバラになってしまいました。相手のドライブに対してファウルを犯してしまったことで、すぐにチームファウルが超えてしまいました」と振り返る通り、第1ピリオドは開始5分で早々にチームファウルが5つを超え、フリースローを与えてしまい失点が続きます。

12分54秒の出場時間で14得点、5リバウンドを挙げた#88張本 天傑選手
12分54秒の出場時間で14得点、5リバウンドを挙げた#88張本 天傑選手

 悪い流れをベンチメンバーが救ってくれました。第2ピリオド、#88張本 天傑選手が3Pシュートで追い上げ、#43永吉 佑也選手のシュートで27-26と逆転に成功。それをお膳立てした#7篠山 竜青選手や#22藤井 祐眞選手。代わって入った選手がそれぞれの役割に徹しながら巻き返し、前半は43-39とリードして終えました。

 ハーフタイム中、「今、自分たちがやらなければならないことに集中しよう」とキャプテンの#11橋本 竜馬選手が気合いを入れ直します。「ディフェンスの部分で、相手のドライブ力に対してプレッシャーをかけすぎてしまっていました。2番3番がヘルプに寄ることを徹底するようにしました」と言う修正点が功を奏し、点差を広げていきます。#35アイラ・ブラウン選手はこの試合も3本のダンクシュートを決め、#3辻 直人選手は5本の3Pシュートを沈め、チームに勢いを与えてくれました。最後は#20西川 貴之選手が速攻を決めたことで全員得点を達成し、初勝利を挙げました。

 「何が起きるか分からないのが国際大会」と長谷川ヘッドコーチはあらためて気を引き締めます。韓国戦で29点を挙げた#6比江島 慎選手は、今日のゲームでは開始早々に2つのファウルを犯し、その後もコートに入るや否やファウルを重ね、3分36秒しか出番がありませんでした。長谷川ヘッドコートは、「勝ちゲームの中にも反省がないと次に行った時に落とし穴が必ずあります。この試合をしっかり次につなげていきます」と話し、予選2次ラウンドへ進みます。

 イランvsイラク戦は序盤から盤石な戦いをしたイランが94-51で勝利。次戦の相手はイラクに決まりました。「イラクは強いですし、ハングリーなチーム。9番の選手はシュートが上手く、パスも良く、ドライブも速いです。2mながらガードをこなす9番が起点となっています」とイラクの印象を話す長谷川ヘッドコーチ。9番の名はケビン・ガロウェイ選手。2012-13シーズンに浜松・東三河フェニックス(現:三遠ネオフェニックス)に在籍し、#8太田 敦也選手のチームメイトでした。イラン戦は大敗となりましたが、初戦のカタール戦は71-54で勝利。チーム全員でハードワークし、終盤に点差を離していき、波に乗せると恐い相手です。

 予選2次ラウンドはフィジカル強い中東勢との戦いが続きます。「非常に厳しい戦いになるとは思いますが、今以上にチーム力を上げていきながら、個々の良いところを出すこと。当たり前ではありますが、それができなければ勝てないです」と#11橋本キャプテンは話しており、気持ちを強く持って戦っていきます。

 次戦、予選2次ラウンド初戦・イラク戦は、9月12日(月) 16:00(日本時間 20:30)ティップオフ。大会公式サイトにて速報や試合経過をご覧いただけます。

#3辻 直人選手は5本の3Pシュートを決め、17得点の活躍
#3辻 直人選手は5本の3Pシュートを決め、17得点の活躍

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2016 FIBA ASIAチャレンジ 大会特設サイト
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