男子日本代表:2016 FIBA ASIAチャレンジ閉幕 -いよいよ9月22日に、プロバスケットボール新リーグ「B.LEAGUE」が開幕-

AK160919a

 9月9日(金)よりイラン・テヘランで行われた「2016 FIBA ASIAチャレンジ」は、開催国・イランが韓国を77-47で圧倒し、3大会連続3回目の頂点に立ち、閉幕しました。

 この結果により、「2017 FIBA ASIAカップ」の出場枠は以下のようになりました。

■2017 FIBA ASIAカップ 出場枠数
開催国:1枠
オセアニア:2枠
東アジアサブゾーン:2枠→4枠
東南アジアサブゾーン:1枠
南アジアサブゾーン:1枠
湾岸サブゾーン:1枠
中央アジアサブゾーン:1枠
西アジアサブゾーン:2枠→5枠

 出場枠を増やしたのは東アジア(2枠増)と西アジア(3枠増)のみとなりました。
 東アジアサブゾーンに所属する男子日本代表チームは、来年、東アジア選手権(*開催地・時期未定)で上位4位以内に入り、「2017 FIBA ASIAカップ」の出場権を獲得することが次の目標となります。

 この結果を踏まえ、今大会の総括を長谷川 健志ヘッドコーチに伺いました。
「今大会に西アジア勢が最強メンバーで挑んでおり、そのイランやヨルダンを相手に敗れはしましたが、戦うことは出来ました。連戦が続く一番きつい最終戦で、高さのある中国と対戦しました。今大会、ビッグマンが少ない日本でしたが、最後まで粘り強く戦えたことが大きな収穫です。中国戦は#35アイラ(ブラウン選手)に頼ることなく、チーム全員で戦い、その中でアイラの良さを出しながら、ここまで戦えることを示すことはできました。日本代表を目指し、もっともっと選手間の競争が激しく、もっと経験を積めば、アジアでもさらに上位に入れる手応えを感じています。世界を見据えることはもちろん大切ですが、アジアで勝つということも一つのテーマにしていかなければなりません。アジアのチームに勝たなければ、世界には出られないわけです」

 今大会の男子日本代表チームは、今年7月のFIBAオリンピック世界最終予選とは大きく代わった次世代メンバーで臨み、選手たちは様々な経験をしながら、それぞれがひたむきに役割に徹したことで、この夏のテーマであった「日本代表選手の底上げ」につなげることはできました。

 来年、2017年から男子の競技フォーマットが大きく変わり、リオデジャネイロオリンピック4位のオーストラリアとニュージーランドを加えた新たな戦いが始まります。
 まず、オセアニアの2チームを加えた16チームで、アジア・オセアニアのNo.1を決める「2017 FIBA ASIAカップ」を開催。
 その上位14チームとFIBAおよび地域オフィスから提案された2チームの計16チームが、2017年11月よりスタートする、2019 FIBAワールドカップの出場を懸けたホーム&アウェイの予選会に挑みます。このレールに乗らなければ、2020東京オリンピック出場もありません。

日の丸の誇りを胸に全試合全力を尽くして戦ったアカツキファイブ
日の丸の誇りを胸に全試合全力を尽くして戦ったアカツキファイブ

 今年度の「アカツキファイブ」男子日本代表チームの戦いは終わりました。
 今大会の出場メンバーのうち、唯一のビッグマン、#8太田 敦也選手は、「だいぶチームとしてまとまって戦うことはできました。あとは個人技術を高めていき、もっと日本代表を強くしていかなければいけないです」と課題点を挙げています。
 個人技術の強化は、今週22日(木・祝)に開幕するプロバスケットボール新リーグ「B.LEAGUE」に託されます。

 チームメイトとしてともに戦った選手たちですが、帰国した後はライバルに変わります。
 開幕戦で、川崎ブレイブサンダースと対戦する#8太田 敦也選手(三遠ネオフェニックス)は、「知った仲間がいるということは、知らない選手が多いNBLチームよりは戦いやすいと思います。相手はNBLチャンピオンチームですが、ホームでの開幕戦なのでしっかり2勝します」とコメント。
 対する川崎ブレイブサンダースは、今年日本代表デビューを果たし、その存在感を示した#7篠山 竜青選手が返します。「試合を重ねるごとにアツさん(太田敦也選手)の大きさというか、スクリーンの頼もしさにしてもそうですし、リバウンドやディフェンスにしても存在感の大きさを感じました。今度は対戦相手になるので、帰ってから短い期間ではありますが、“太田敦也対策”をしっかりやらなければいけないと実感しています。前年度のNBLチャンピオンとして、結果と内容をともに良い試合をできるようにしたいです」

 連日、会場や日本から「アカツキファイブ」男子日本代表チームへご声援いただき、本当にありがとうございました。
 今大会を通じて成長した姿を、いよいよ開幕する「B.LEAGUE」でぜひお楽しみください。

■今大会出場メンバー 所属クラブ(※背番号は所属チーム)
【レバンガ北海道】 #12 西川 貴之選手
【栃木ブレックス】 #25 古川 孝敏選手
【サンロッカーズ渋谷】 #0 満原 優樹選手、#33 アイラ・ブラウン選手
【川崎ブレイブサンダース】 #0 藤井 祐眞選手、#7 篠山 竜青選手、#14 辻 直人選手、#43 永吉 佑也選手
【三遠ネオフェニックス】 #8 太田 敦也選手
【シーホース三河】 #0 橋本 竜馬選手、#6 比江島 慎選手
【名古屋ダイヤモンドドルフィンズ】 #8 張本 天傑選手

選手たちが「素晴らしいチームだった」と声を揃えるようにまとまりを見せて全員で盛り立てた
選手たちが「素晴らしいチームだった」と声を揃えるようにまとまりを見せて全員で盛り立てた

【関連リンク】
2016 FIBA ASIAチャレンジ 大会特設サイト
予選1次ラウンド第1戦 男子日本代表チームは韓国に73-80で敗れ、黒星スタート(2016年9月10日発信)
予選1次ラウンド第2戦  タイに96-67で勝利し、グループD2位で予選2次ラウンドへ(2016年9月12日発信)
予選2次ラウンド第1戦 イラクに67-65で逆転勝利し、予選2次ラウンドは白星スタート(2016年9月13日発信)
予選2次ラウンド第2戦 地元・イランに57-68で惜敗。決勝トーナメント進出を懸け、カタールと対戦(2016年9月14日発信)
予選2次ラウンド最終戦(第3戦) カタールを79-65で破り、グループF3位で準々決勝進出決定(2016年9月15日発信)
準々決勝 ヨルダンに80-87で惜しくも敗れ、ベスト4進出ならず(2016年9月17日発信)
5-8位順位決定戦 インドに77-66で勝利し、最終戦へ(2016年9月18日発信)
5位決定戦は中国に67-75で敗れ、今大会を6位で閉幕(2016年9月19日発信)