高校No.1シューターがドイツで平均17.3得点 〈男子U-18日本代表候補 三上 侑希選手〉

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 高校最後のウインターカップで3連覇を達成し、明成高校を卒業した三上 侑希選手。高校最後のウインターカップ決勝戦・土浦日本大学戦では5本の3Pシュートを沈め、優勝への原動力となった。その活躍もあり、2年次に飛び級で選出された昨年度の男子U-18日本代表に続き、再び今年度(平成28年度)の男子U-18日本代表候補選手に選出された。

「前回大会を経験してるのは僕だけですし、結果としても悔しい思いをしました。先輩たちの分もしっかり受け継いで、僕らの代でFIBA U-19世界選手権の切符を取れるように頑張っていきたいです」と抱負を述べる。前回大会は準々決勝で韓国に61-90と大敗を喫し、6位に終わった。ベンチスタートながら二桁得点を重ねた三上選手は、5戦目となる2次ラウンドのイラン戦で先発出場を果たす。その後、決勝トーナメントの3試合も先発で起用され、平均14.3得点、34本の3Pシュートを沈めた。

「最年少だった前回は先輩たちのおかげで自分はプレイをさせてもらっていました。今回も、後輩たちを含めて周りは上手い選手ばかりなので自分はプレイをさせてもらっています。ディフェンスや誰でもできるところは自分なりに冷静に分析して、後輩たちに声をかけていけるようにしたいです」

三上 侑希選手はドイツで行われたアルバート・シュバイツァー・トーナメントで平均17.3得点を挙げる活躍
三上 侑希選手はドイツで行われたアルバート・シュバイツァー・トーナメントで平均17.3得点を挙げる活躍

 日本一をともに争った選手たちが、今度は仲間となって世界と目指す。その第一歩としてドイツ遠征が行われ、世界の強豪チームが集まるアルバート・シュバイツァー・トーナメントに出場。ドイツ、オーストラリアに大敗を喫し、開幕2連敗。続く3戦目は、2014年のFIBA U-17世界選手権で銅メダルを獲得したセルビアが相手。62-87と点差は開いたが、一歩も怯むことなく40分間を戦い抜いた。シューターとしてライバルでもある西田 優大選手 (福岡大学附属大濠高校 2年)が5本の3Pシュートを決める。この活躍に刺激されるように、三上選手も奮起。続くアルゼンチン戦で西田選手とともに、三上選手も5本の3Pシュートを含む23点を挙げ、両ウイングの活躍が光り、76-71で初勝利を挙げる。残る2試合で勝ち星は挙げられなかったが、三上選手はトルコ戦21点、アメリカ戦27点と3試合連続の20点オーバーを記録。世界の強敵を前に平均17.3得点を挙げ、2年前のFIBA ASIA U-18選手権大会を上回る活躍を見せた。

「他の国はハングリーで、プレイがとても激しく、それに加えて高さもあります。どうしても日本の高さに対して差があり、リバウンドも弱いのが現状です。でも、気持ちの部分で絶対に負けてはならず、日本ももっとコート上で迫力を出して負けないようにしていかなければなりません。タフに戦って行けば、日本にも勝機はあると思っています」

 戦う姿勢は、明成高校の3年間で培われた。
「勝つために何をすべきかを学べました。男子U-18日本代表でも、明成高校で学んだことを周りに伝えて良い影響を与えられるように、自分から発信して頑張っていきたいです」
 日本一の明成のチーム・スピリッツを還元し、アルゼンチン戦での金星につなげることができた。

 3月頭に行なった第1次強化合宿には18名が選出され、そのうち三上選手と同じく高校を卒業した早生まれの選手たちは6人。その中にはともにウインターカップで3連覇を達成した八村 塁選手も名を連ねている。お互いに新たなる道へ進むが、男子U-18日本代表にともに選出されれば再び同じチームで戦えることができる。
「八村がいるだけで安心感が全然違います。チャンスがあるならばもう一度、一緒のチームで今度はFIBA U-19世界選手権への出場権獲得を目指してバスケがしたいです」

三上 侑希

  • 1998年3月3日生
  • 北海道出身
  • 184cm/73kg/ガード
  • 東海大学付属第四中学校~明成高校~中央大学 1年
  • 平成28年度男子U-18日本代表候補選手
  • 平成26年度男子U-18日本代表選手(第23回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会 出場)