男子日本代表:「FIBA ASIAカップ2017」に向けて始動

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 平成29年度バスケットボール男子日本代表チームは、「FIBA ASIAカップ2017(8月8日~20日@レバノン・ベイルート)」に向けて、7月3日(月)より新体制で強化活動を行なっています。
 先週に続き、7月10日(月)より第6次強化合宿がスタートし、本日7月12日(水)はメディア公開練習となりました。

 現在、フリオ・ラマスヘッドコーチが率いるサンロレンソ・デ・アルマグロは、アルゼンチンプロリーグのファイナルを戦っている真っ只中。7戦4先勝方式で優勝は争われており、2勝1敗でリードしています。来日するまでの期間、ラマスヘッドコーチのバスケットスタイルを良く知るファクンド・ミュラー氏を招へいし、佐古 賢一アシスタントコーチやサポートコーチと連携を取りながら、チームの強化を進めています。

 富樫 勇樹選手(千葉ジェッツふなばし)は、「ラマスヘッドコーチの指示の下、スタッフが指導してくれていますので、本当にヘッドコーチがいるような練習ができています。大会まで時間もないので、集中してしっかりと覚えられるように努力しています」と話しており、新しいバスケットの習得に取り組んでいます。

 ラマスヘッドコーチが求めるバスケットについて佐古 賢一アシスタントコーチは、「オフェンスに関してはスピード、タイミング、スペースが基本となり、そこからズレを作って攻めるスタイルです。よりスピーディーなバスケットとなり、選手たちにはイージーショットの確率を上げることが求められます」と説明するとともに、「このスタイルは必ず日本のバスケットにフィットします」と太鼓判を押しています。ラマスヘッドコーチとスタッフは頻繁にミーティングを行いながら、コーチングマニュアルを作って指導を行なっています。

 

新たなスタイルを吸収しながらプレイの幅を広げている馬場 雄大選手(筑波大学 4年/アルバルク東京)
新たなスタイルを吸収しながらプレイの幅を広げている馬場 雄大選手(筑波大学 4年/アルバルク東京)

 ルカ・パヴィチェヴィッチ テクニカルアドバイザーの時とは、「ピック&ロールがメインのオフェンスだったので、その点は全く違います」という印象を持った馬場 雄大選手(筑波大学 4年/アルバルク東京)。富樫選手も「ルカコーチの考え方とは真逆の部分もあります」と話し、頭を整理して新しいスタイルを吸収しなければなりません。しかし、この状況を選手たちはネガティブに感じてはおらず、「ヘッドコーチが変わってもこれまで学んだことも通じる部分はあるので、そこは考えながらプレイしています」と馬場選手はプレイの幅を広げています。

 「いろんなコーチから多くのことを吸収できますし、また考え方がそれぞれ違いますので、練習をしていても楽しいです。もちろん選手全員にとってもプラスになっています」と小野 龍猛選手(千葉ジェッツふなばし)の意見同様、選手たちは世界レベルのバスケットを積極的に取り込もうと努力しています。

 新体制となりましたが、日本代表としての強化はしっかりと積み上げられており、全ては2020年オリンピックに出場権獲得につながっています。小野選手は、「東アジア選手権ではチャイニーズ・タイペイに敗れ、悔しい思いをしました。FIBA ASIAカップ、その後のFIBAワールドカップのアジア予選でもチャイニーズ・タイペイとは同じグループなので、モチベーションになっています。もちろんフィリピンとオーストラリアは強いチームですが、オリンピック出場を目指すならば、そこにも勝てるようにしなければなりません。1試合1試合、闘争心を持っていかなければどこにも勝てないですし、それは誰がヘッドコーチであっても変わらない大事な部分です。そのベースをしっかりと継承し、ラマスヘッドコーチが来たときに『日本は良いチームだ』と思わせられるように準備したいです」と気を引き締め、オリンピック出場の目標に向かって突き進むだけです。

 ラマスヘッドコーチ新体制のお披露目試合となる「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017」が7月29日(土)、30日(日)に青山学院記念館で開催されます。世界レベルへ引き上げ、高いスタンダードの確立を目指す「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チーム(FIBAランキング48位)。オリンピックに過去7回出場し、銅メダルを2回獲得するなど、南米を代表する強豪・ウルグアイ代表チーム(同26位)を迎え、世界との差を測る戦いとなります。

 今大会のチケットは、今週末、7月15日(土)より「B.LEAGUE チケット先行販売(先着)」、7月16日(日)より一般発売を行います。今秋よりホーム&アウェイで「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」が始まります。この国際強化試合からぜひ一緒に戦っていただきたく、皆さまのご来場をお待ちしております。

闘争心をベースにこれまでの日本代表を継承する小野 龍猛選手(千葉ジェッツふなばし)
闘争心をベースにこれまでの日本代表を継承する小野 龍猛選手(千葉ジェッツふなばし)

【関連リンク】
バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017 「日本代表vsウルグアイ代表」 大会公式サイト
平成29年度男子日本代表チーム FIBA ASIAカップ2017 日本代表候補選手発表(2017年6月27日発信)