男子日本代表:国際強化試合2017 第1戦 新体制となった「AKATSUKI FIVE」男子日本代表は69-79で敗れ、初陣を飾れず

 FIBAランキング26位(日本48位)、南米の強豪ウルグアイ代表を迎えて開幕した「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017」の第1戦。フリオ・ラマスヘッドコーチが就任し、新体制となった「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは残念ながら69-79で敗れ、初陣を飾ることはできませんでした。

 2005年、ウルグアイ初のNBA選手となった#15 エステバーン・バティスタ選手にインサイドを攻め込まれ、ディフェンスが寄ったところを今度はガード陣に3Pシュートを決められ、開始早々0-11。「出だしでウルグアイがうまくゲームをリードし、点差が開かれ、我々もそれに慌ててリズムを崩してしまいました」とラマスヘッドコーチが挙げたとおり、ウルグアイの一方的な展開となりました。

日本のスタンダードラインを高めることに取り組む#25古川 孝敏選手
日本のスタンダードラインを高めることに取り組む#25古川 孝敏選手
 タイムアウトを取った後、日本はディフェンスから立て直し、「第2ピリオド以降は良いエナジーを出して、バスケットができたと思います」と#2富樫 勇樹選手が話すように、前半終わって38-40と2点差まで迫ります。しかし、その後も追い上げる日本でしたが逆転までには至らず、結局1度もリードを奪えないまま、69-79で初戦は敗れました。

 ターンオーバーを10本以内に抑えるようラマスヘッドコーチに言われていましたが、今日の試合は15本も犯しています。今日の敗因として、「ターンオーバーが予想以上に多く、逆にシュート成功率は3Pシュートも含めて低かった」点をラマスヘッドコーチは挙げました。#25古川 孝敏選手は、「まだまだ追求していくことが多く、今日もただプレイが遅れてしまっているシチュエーションが多かったです。ディフェンスからもっとコンタクトすることやしっかりスクリーンをかけることなど、細かい部分が疎かになってしまい、もったいない部分も多かったです。まずはその当たり前のことができることが前提であり、さらに今日の課題を修正していかなければなりません。ラマスヘッドコーチのバスケットを理解し始めている中、一つひとつのプレイを大事にしていくことで、さらにもう一段レベルアップできると思っています」と話し、日本のスタンダードラインを高めることに取り組んでいます。

 この試合のローソンチケットMIP賞を獲得した#88 張本天傑選手は、積極的に攻めて日本に活力を与えるプレイで貢献しました。「前半は外からドライブするプレイもできましたが、後半は相手もしっかりディフェンスで修正してきてスイッチされたり、トップからディナイしてきたため、自分たちのやりたいバスケットをやらせてもらえませんでした。次のプレイをしっかり考えて、バリエーションを増やしていかなければならないと思いました」と課題点を挙げています。この試合はFIBAアジアカップへ向けた強化試合であり、「今やってることの全てに改善の余地があります。課題が出たことが大きな収穫です」と来日してまだ10日しか経っていないラマスヘッドコーチも、この敗戦を前向きに捉えています。

 明日の第2戦へ向け、#6比江島 慎選手は、「もっともっとドライブをし、周りを生かしていくプレイを意識して戦っていきたいです」と意気込みを語り、ラマスヘッドコーチは「今日の試合をしっかりと分析をし、改善して、明日は勝ちに行きたいです」とリベンジを狙います。

 明日7月30日(日)は、ラストゲームとなる第2戦が16時より同じく青山学院記念館にて開催されます。チケットは若干枚数の指定席を残すのみとなっています。この試合の模様は、「スポナビライブ」「TOKYO MX TV」にて生中継されます。新体制で臨む日本代表の戦いをぜひご覧ください。
 また会場では、「FIBAアジアカップ2017」に挑む12名のオーセンティックユニフォームを始め、男子日本代表ウェア等を販売しています。応援や来場記念にぜひお立ち寄りください。

積極的なプレイでローソンチケットMIP賞を獲得した#88 張本天傑選手
積極的なプレイでローソンチケットMIP賞を獲得した#88 張本天傑選手