男子U18日本代表:国際大会を経験したメンバーによるアグレッシブな選考合宿

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 平成30年度男子U18日本代表は、本年8月5日よりタイ・バンコクにて開催される「FIBA U18 アジア選手権大会2018」へ向け、5月7日(月)〜9日(水)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第1次強化合宿を実施しました。

 4月に行われたドイツ遠征での「アルバート・シュバイツァートーナメント」、または「FIBA U16 アジア選手権大会2018」に出場し、世界との厳しい戦いを経験した多くのメンバーが今合宿に招集されています。トーステン・ロイブルヘッドコーチは、「非常に激しく良い合宿になりました。特にスクリメージは全員がアグレッシブにプレイし、見ていて楽しかったです」と期待を寄せています。

 ドイツ遠征では、「相手はこれまでとは違い、しっかりと日本をスカウティングして試合に臨んできました」とヘッドコーチ代行として指揮を執った佐藤 光壱コーチは、相手の本気度を感じる中での戦いでした。「大差をつけられたドイツ戦が、彼らの目を覚まさせてくれたのでしょう。その後は前回同様にアルゼンチンに勝利し、強豪相手にも接戦を繰り広げたことで自信をつけることができた有意義な経験になりました。何よりも世界の強豪を相手に、気力を全面に出して戦っていく姿勢が良かったです」とロイブルヘッドコーチも評価しています。

■アルバート・シュバイツァートーナメント 試合結果
【予選リーグ:グループA】
日本 ●67-73○ トルコ
日本 ●48-113○ ドイツ
日本 ●56-85○ オーストラリア
日本 ○78-77● アルゼンチン
日本 ●72-78○ イスラエル

【11位決定戦】
日本 ●61-67○ エジプト
最終結果:12位(参加数12チーム)

確率良い3Pシュートとリバウンドでアピールする和田 蓮太郎選手 (開志国際高校 3年)
確率良い3Pシュートとリバウンドでアピールする和田 蓮太郎選手 (開志国際高校 3年)
 ドイツ遠征メンバーの一人である和田 蓮太郎選手 (開志国際高校 3年)は、「しっかりボックスアウトをしても上から獲られてしまうこともありました」と身長や体格の差に対して、リバウンドが日本の弱点であることを身をもって経験してきました。試合を重ねるごとに相手の特長をつかみ、「あまりボックスアウトをしてこなかったので、体を入れてチップアウトすることができました」と隙を突いてリバウンドに絡めることに気づき、今合宿でもその経験を生かしてアピールをしています。オフェンスでは、高さのある相手よりもスピードで勝り、「スクリーンを使ってポップアウトからの3Pシュートを打てるチャンスが多くありました」。開幕戦のトルコ戦は3/4本(16点)、勝利したアルゼンチン戦は4本全て決め(14点)、確率良い3Pシュートで活躍しました。

 1つ上の先輩たちと競争するのが男子U16日本代表メンバーです。準々決勝フィリピン戦に敗れてしまったことでベスト4に入れず、世界への切符をつかむことはできませんでした。「負けた瞬間はあまり実感はなかったですが、終わってからどんどん悔しさがこみ上げてきました。今回またチャンスをいただいたからには、FIBA U16 アジア選手権で敗れたリベンジをしたいです」と言う三谷 桂司朗選手 (県立広島皆実高校 2年)は強い気持ちで合宿に臨んでいます。三谷選手も良いポジションでリバウンドを奪い、FIBA U16 アジア選手権でも活躍しました。「飛ぶ瞬間に相手の体にぶつけること」を意識し、これまでロイブルヘッドコーチに教わった技術をしっかり体現しています。

 24名の選手たちはそれぞれの持ち味を発揮しながら、12名に残るためにアピールをしていました。しかし、最終メンバーは12名であり、次の合宿に向けて何名かの選手を落とさなければなりません。ロイブルヘッドコーチも、「若くて素晴らしい選手ばかりであり、この中から選考するのは非常に難しい作業です」と頭を悩ませていました。激しく厳しい競争を繰り広げながら、大会へ向けてベストメンバーを選ぶために強化を進めていきます。

三谷 桂司朗選手 (県立広島皆実高校 2年)はリバウンド時、「飛ぶ瞬間に相手の体にぶつけること」を意識
三谷 桂司朗選手 (県立広島皆実高校 2年)はリバウンド時、「飛ぶ瞬間に相手の体にぶつけること」を意識

■平成30年度バスケットボール男子U18日本代表チーム
 FIBA U18 アジア選手権大会2018 日本代表候補選手 第1次強化合宿 メンバー表

【チームスタッフ】
チームリーダー 吉田 裕司 (洛南高校)
ヘッドコーチ トーステン・ロイブル (JBA)
アシスタントコーチ 佐藤 光壱 (さいたま市大宮北高校)
トレーナー 高橋 基樹 (専修大学)
マネージャー 古海 五月 (JBA)
テクニカルスタッフ 荒川 哲史 (JBA)
通訳 本永 昌生 (JBA)

【選手】
相原 アレクサンダー学 (青山学院大学 1年)
半澤 凌太 (筑波大学 1年)
齋藤 瑠偉 (専修大学 1年)
野﨑 由之 (専修大学 1年)
坂本 龍平 (関西学院大学 1年)
土家 大輝 (福岡大学附属大濠高校 3年)
田中 裕也 (明成高校 3年)
松崎 裕樹 (福岡第一高校 3年)
飯尾 文哉 (洛南高校 3年)
中田 嵩基 (福岡大学附属大濠高校 3年)
関屋 心(飛龍高校 3年)
喜志永 修斗 (県立豊浦高校 3年)
和田 蓮太郎 (開志国際高校 3年)
金田 龍弥 (大阪学院大学高校 3年)
浅井 修伍 (福岡大学附属大濠高校 3年)
富永 啓生 (桜丘高校 3年)
中村 拓人 (中部大学第一高校 3年)
山崎 凜 (土浦日本大学高校 3年)
結城 智史 (土浦日本大学高校 3年)
河村 勇輝 (福岡第一高校 2年)
三谷 桂司朗 (県立広島皆実高校 2年)
市川 真人 (静岡学園高校 2年)
横地 聖真 (福岡大学附属大濠高校 2年)
田中 力

※所属は2018(H30)年4月25日現在