男子日本代表(第40回ウィリアム・ジョーンズ カップ2018出場チーム):初の国際大会に挑む未知数の若手チームは本日開催地へ出発

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 7月14日(土)よりチャイニーズ・タイペイにて開幕する「第40回ウィリアム・ジョーンズカップ2018(以下ジョーンズカップ)」へ向けた平成30年度バスケットボール男子日本代表(第40回ウィリアム・ジョーンズ カップ2018出場チーム)は、7月12日(木)をもって国内での強化合宿を終えました。本日7月13日(金)に日本を発ち、地元チャイニーズ・タイペイAとの開幕戦に備えます。

 このチームは、2ヶ月前の5月14日(月)から3度に渡って強化合宿を重ねてきました。しかし実戦形式の強化は、第2次強化合宿の最後に「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」Window3へ臨むトップチームを相手にスクリメージを一度行っただけ。「どこまでできるのかは未知数です」という橋本 拓哉選手(大阪エヴェッサ)の言葉が正直なところです。合宿を積み重ねてきたことで、「最初の頃はボールも動かず、停滞してしまっていました。しかし今ではペイントアタックし、先々を読みながら動けるようになり、日本が目指すバスケットに近づいてきています」と手応えを感じています。

 橋本選手にとっては初の国際大会へ臨むことになり、「そこも未知数であり、やってみないと分からないです」。しかし、不安や緊張はなく「ワクワク感の方が大きい」というとともに、「個人としてはスタッツを残せるようなプレーを心がけ、チーム一丸となって勝ちにこだわっていきたいです」と開幕を心待ちにしていました。

オフェンス時もしっかりとフィジカルコンタクトをしてチャンスを作る平岩 玄選手
オフェンス時もしっかりとフィジカルコンタクトをしてチャンスを作る平岩 玄選手
 エルマン・マンドーレヘッドコーチは、「得点力あるガード陣と高さあるペリメーター陣」に期待を寄せています。一方で、インサイド陣の4人が大学生たち。練習中は鎌田 裕也選手 (川崎ブレイブサンダース)と中西 良太選手 (熊本ヴォルターズ)のBリーガーたちに挑みますが、マンドーレヘッドコーチは練習中のコンタクトシーンの映像を見せ、まだまだ足りないと指摘。ディフェンスやリバウンド時は当然のこと、「スクリーンをかけるときにヒットさせるときもエルマンヘッドコーチはすごく強調します」と平岩 玄選手(東海大学3年)は話しており、オフェンス時のコンタクトを徹底しています。

 インサイドで体を張ることは、大きな選手を相手にする国際大会ではとても勇気が必要です。FIBA U17世界選手権や昨年のジョーンズカップ、ユニバーシアードなど国際経験豊富な平岩選手は「コンタクトをすることで、相手の優位性を奪うことができます。小さいからこそ、そこで逃げてはいけません」と臆することなく体を当てていました。佐古賢一アシスタントコーチも「日増しに積極的になってきています」とインサイド陣を筆頭に、フィジカルコンタクトがチーム全体に浸透しはじめています。

 勝つためには「細かいミスをなくし、シンプルなプレーを心がけること」もマンドーレヘッドコーチは求めています。また、シュート力の向上も日本の課題点です。第2次強化合宿までは毎日200本のシューティングを課していましたが、今合宿では倍となる400本に増加。それを聞き、息をのむ選手たち。「200本でもきつかったですが、その倍となることをサラッとエルマンヘッドコーチが言われたときは声には出しませんでしたが、みんな驚いていました」と本音を漏らす橋本選手。しかし、毎日行っていけば慣れるものであり、「国際試合ではワイドオープンになったら絶対にシュートを決めていかないと勝てないので、この練習は大事です」とその必要性をしっかりと受け止めて努力してきた甲斐あり、練習中のシュート力も向上してきました。

 このチームとして、初の国際大会であり、トップチームとのスクリメージ以来となる実戦に臨むジョーンズカップ。平岩選手も「どこまでチームとなっているかが全く分からないです」と、橋本選手同様に“未知数”と感じています。それでも、「トップチームがオーストラリアとチャイニーズ・タイペイに勝利し、それと全く同じコンセプトで練習してきたからこそ、それを信じてチーム一丸となって戦えば結果はついてくると思っています」と意気込んでいました。選手たちは2次予選へ向かうトップチーム昇格へ向けてアピールするとともに、国際試合で自分の力を試す絶好の機会となります。

初の国際大会は「未知数」であるとともに「ワクワクしている」橋本 拓哉選手
初の国際大会は「未知数」であるとともに「ワクワクしている」橋本 拓哉選手

■第40回ウィリアム・ジョーンズ カップ2018 概要
【期間】 2018年7月14日(土)〜22日(日)
【開催地 / 会場】 チャイニーズ・タイペイ / Hsinchuang Gymnasium
【参加チーム】
3D Global Sports(カナダ)、イラン、インドネシア、日本、韓国、リトアニア、フィリピン、チャイニーズ・タイペイA、チャイニーズ・タイペイB
【試合スケジュール】※現地時間(日本時間+1時間)
7月14日(土)19:30 チャイニーズ・タイペイA vs 日本
7月15日(日)15:00 イラン vs 日本
7月16日(月)13:00 日本 vs インドネシア
7月18日(水)17:00 日本 vs フィリピン
7月19日(木)15:00 リトアニア vs 日本
7月20日(金)15:00 日本 vs 韓国
7月21日(土)17:00 日本 vs チャイニーズ・タイペイB
7月22日(日)13:00 日本 vs カナダ

【関連リンク】
・平成30年度バスケットボール日本代表チーム「第40回ウィリアム・ジョーンズ カップ2018」男女日本代表選手発表(2018年7月5日)