女子日本代表:三井不動産 BE THE CHANGE CUP(7月大会) 第2戦・小田原大会 日本が83-54で快勝し、アフリカチャンピオンに2連勝

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 「バスケットボール女子日本代表国際強化試合2016 三井不動産 BE THE CHANGE CUP(7月大会)」第2戦は7月8日(金)、小田原アリーナで開催。3千人を超す多くのファンのサポートを背に、「アカツキファイブ」女子日本代表チームは83−54でアフリカチャンピオンのセネガル代表に快勝し、2連勝を飾りました。

 第1戦で見えた課題は失点の多さと、リバウンド数で負けた点でした。試合前、内海 知秀ヘッドコーチは、ポストマンに対するディフェンスを徹底するように指示を出します。課題を克服すべく、前線からプレッシャーをかけてミスを誘い、また長身のセネガルのインサイド陣を2人、3人で守って簡単には得点を許しません。「常に足を動かしてディフェンスすることを特に意識して試合に入りました。それができたことで、オフェンスの流れにもうまくつながりました」と話す#6間宮 佑圭選手が、攻守に渡って活躍。ディフェンスとリバウンドで対抗した日本は、幸先良く第1ピリオドから21-9と大きくリードします。

ドライブから次々と得点し、チームを勢いづけた#14本川 紗奈生選手
ドライブから次々と得点し、チームを勢いづけた#14本川 紗奈生選手

 しかし、「メンバーチェンジについては、どういう状態でどの選手が良いかを見極めねばならないので、ヘッドコーチである自分の責任でもあるが、もう少し頑張ってもらいたい」と内海ヘッドコーチが注文をつけた第2ピリオド。ベンチメンバーを起用するとディフェンスが甘くなり、セネガル代表はその隙を逃さずに次々と3Pシュートを決めていきます。第2ピリオド開始4分間で4本の3Pシュートを決められるなど、一気に追い上げられ、23-25と逆転されます。たまらず内海ヘッドコーチは5人全員を交代させ、先発メンバーに戻しました。すると、再びアグレッシブなディフェンスから流れが生まれ、得点を重ねていきます。第1ピリオド同様の展開に戻り、36-26と10点リードし前半を終えます。

 後半に入っても、激しいディフェンスでセネガルに簡単に得点を許さず、逆に日本は第3ピリオドだけで15点を挙げた#8髙田 真希選手の活躍でセネガルを突き放していきます。開始3分過ぎには#7栗原 三佳選手の3Pシュートが決まって47-28と21点差をつけました。第3ピリオドまでフリースロー以外でベンチメンバーの得点者は#4近藤 楓選手だけ。第2ピリオドの名誉挽回とばかりに、終盤はベンチメンバーが奮起します。#5宮澤 夕貴選手は第1戦で課題に挙げていたリバウンドを攻守にわたって奪い、そこが起点となって周りが走り始め、得点が生まれました。最後は#11長岡 萌映子選手が、ノータイムでもらったフリースローを2本ともしっかりと沈め、83-54と29点差をつけて勝利。最終戦を前に今大会の勝ち越しが決まりました。

 セネガルを54点に抑えたことで、失点の多さの課題はクリア。リバウンド総数は39本ずつの同数であり、次戦こそはそれも上回りたいところです。この日、日本の斬り込み隊長#14本川 紗奈生選手は、次々とドライブインで相手を翻弄し、第1ピリオドだけで9得点、合計15点を挙げましたが、「日本らしい走るバスケットができて良かったです。個人としては、決めるべき3Pシュートが入らなかったので、もう少し確率良く決めていかなければなりません」と、1/4本だった3Pシュートの成功率の低さを反省点として挙げました。第2ピリオドで失速してしまったベンチメンバーの一人、#13町田 瑠唯選手は、「ベンチから出てもやることは先発メンバーと同じです。ディフェンスからオフェンスにつなげていくことをもっと意識していかなければなりません」と試合後に振り返り、最終戦はチームの総合力をさらに発揮しての3連勝を目指します。

 7月9日(土)は「アカツキファイブ」女子日本代表をオリンピック前に国内で見られるラストチャンス。しかし、すでにチケットは完売し、当日券の販売は行われない状況です。チケットを手にされた皆さんは、思う存分アカツキファイブにご声援を送っていただくとともに、会場に設置された応援フラッグへの寄せ書きもよろしくお願いします。

チームハイとなる21得点を挙げた#8髙田 真希選手
チームハイとなる21得点を挙げた#8髙田 真希選手