女子U-17日本代表:大会まで約1ヶ月。女子U-18日本代表と合同で、第3次強化合宿を開催

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 本年6月22日(水)~7月2日(土)の期間、スペインで開催される「2016 FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」に向けて、平成28年度バスケットボール女子U-17日本代表チームは5月16日(月)~18日(水)の期間、第3次強化合宿を実施しました。

 本番まであと1ヶ月余りとなった今合宿は、女子U-18日本代表チームと合宿会場となったアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスに胸を借りながら、連日スクリメージを行い、実戦形式での強化を行いました。
 1本目のスクリメージ時は、女子U-18日本代表チームにかき回され、思うようなプレイが出せずに失点が続きます。「このチームはディフェンスを頑張るしかない。リバウンドを負けるな、ボールを取ったらみんなで前を走れ」と林 慎一郎ヘッドコーチ(県立足羽高校)がチームの約束事を徹底させます。
 ハードにディフェンスし、タフショットを選択させても、前に走る意識が先走ってしまってリバウンドが疎かになる場面もありました。「ボールを見てしまっていたり、相手は何度もリバウンドに絡もうとタップしているのにそこも見てるだけ。そこはやめよう。とにかくボールを取りに行け」とさらなる指示を、林ヘッドコーチは出します。一つひとつ修正させ、意識を高めていったことで、「最初は押し負けてやられてしまいましたが、課題点を修正かけたところ良くなっていきました」と話しており、求めている形に近づいてきました。

オフェンスの起点として期待されるオコエ 桃仁花選手(明星学園高校 3年)
オフェンスの起点として期待されるオコエ 桃仁花選手(明星学園高校 3年)

 オフェンスの起点として、オコエ 桃仁花選手(明星学園高校 3年)の名を林ヘッドコーチは挙げています。今合宿中も力強いドライブで得点を挙げていたオコエ選手。「オコエがボールを持たなければインサイドに攻めることはできません。オコエが攻めてる時が、チームとして良い状態になります。4番(PF)、5番(C)ポジションがボールを持って仕掛けることができれば、得点が伸びるチームです」と期待を寄せます。オコエ選手自身も「ハイポストで起点になってドライブで点を取れ、と言われてますので、期待に応えられるように頑張りたいです」と意気込みを語っていました。

 過去に2度、林ヘッドコーチがFIBA U-17女子世界選手権を率いた時も、同じように起点となるインサイドプレイヤーがいました。「2012年大会(4位)は、(馬瓜)エブリン(女子日本代表候補、アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)や中村(優花/女子U-23日本代表、JX-ENEOSサンフラワーズ)にハイポストでボールを持たせて起点としました。2009年大会(5位)は長岡(萌映子/女子日本代表候補、富士通レッドウェーブ)を3番にしてドライブさせ、近平(奈緒子/女子U-23日本代表、シャンソン化粧品シャンソンVマジック)が5番、宮澤(夕貴/女子日本代表候補、JX-ENEOSサンフラワーズ)をフラッシュさせるために一度ボールを預け、そこから展開するようにしていました」
 現在、日本代表となって成長している選手たち同様、オコエ選手の国際大会デビュー戦での活躍に期待がかかります。

 「2016 FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」の予選リーグの組み合わせは既に決まっており、ナイジェリア、ラトビア、カナダと対戦します。
 ナイジェリア人の父を持つオコエ選手は、「お父さんの母国だからこそ頑張りたいですし、楽しみです。一度、ナイジェリアに行きましたが、その時に女子U-17ナイジェリア代表のガードの選手と一緒にバスケットをしました。また会えるのも楽しみです」と本番を心待ちにしていました。

 女子U-17日本代表チームは再び6月6日(月)に招集され、3日間の強化合宿を予定しています。最終段階に入っており、少しでも完璧に近づけて、世界との戦いに備えます。

日本が目指すスタイルを確認し合う選手たち
日本が目指すスタイルを確認し合う選手たち